リスニング力を高めるために重要な3つのステップ

  1. 発音できない音は聞き取れない!
  2. リンキングで音の繋がりを感じよう!
  3. 字幕付きで何度も繰り返し聞こう!

リスニング力を高めるために重要な3つのステップ

今回は、英語学習初心者のためにも、複雑な専門用語みたいなものは使いません。簡単に用語の説明だけ入れています。

私自身が、複雑な言い回しや言葉を読んでいると頭に入ってこないからです。

それでは早速、いってみましょう!

目次

Step1: 発音できない音は聞き取れない!

まず、リスニングに大切なものは何だと思いますか?

「とにかく何でも英語を聞きまくれ!」

「聞き流してたら喋れる様になる!」

って、一度は聞いたことないですか?

結構こう言っている方は多いと思うし、私自身も昔はそう思ってました。

確かにそれも間違いじゃない。ただ、英語力0でアメリカに語学留学に行った私としては、効率悪いし、少しその方法は初心者には難しいんじゃないかな?と思っています。

なぜならそれは、体系的に英語の音の繋がりを理解していたり、基礎的な単語が頭に入っているからできること、なんじゃないかな?と思うからです。

そして、何よりネイティブの話すスピードについていけているからできること。

それをいきなり英語初心者に求めたらどうなると思いますか?

相当耳がいい人じゃない限り、きっと難しいですよね?

そんなあなたに朗報(?)です。

まず、悲しいかな、発音できない音は聞き取れないんです!

まずは一冊、CDか音源付きの単語本を買ってみてください。その際、選ぶ基準は、発音記号が載っているものがいいです。理由は、目で見てどんな発音か分かるからですね。

なので、まず闇雲に聞き流すのではなく、その音源を聞きながら、その聞こえるままに発音してみましょう。

スペルなんかは気にせずに。

あなたが聞こえたままの音でいいのです。

次は発音記号を見ながら。

そうやって反復しているとどんどん聞こえる様になってきて、その音のリズムを掴むことができるから、会話になって出てきても聞こえるんですね。

考えてもみてください。日本語でも自分が知らない言葉は聞き取れないですよね?

「え?今なんて言ったの?」

って思ったことはないですか?

私はたくさんあります。

そもそも母国語の日本語を聞いてもわからないんだから、第二言語の英語なんてわかるわけないですよね。

何はともあれ反復練習して、音の出し方をわかる様にしましょう!

Step2: リンキングで音の繋がりを感じよう!

では早速次のステップ。

英語って全体的に聞いた時に、なんか歌みたいじゃないですか?

リズム(抑揚)があって、楽譜に音が乗っかっていて、それに沿って喋っているような、、、。

そもそも日本語にはあまり抑揚がついていませんよね?そして何より、日本語の発音の英語って母国語が英語の人から聞いたことないですよね?だからこそ聞き取れない!

「え?今なんて言ったの?!」(2回目)

って事、多くないですか?映画を英語字幕で見ていても。

「本当にそんなこと言った?」って事、多くないですか?

それは、英語にはつなげて発音するとか、消える音とか、発音しない音とかがあるからなんです。

そりゃあ英語の音に馴染みなかったら聞き取れないですよね?

それを字幕で確認する。そしたらなんと!とっても簡単な文だった!!なんてよくある話です。

例えば、I want to go somewhere.

日本語英語で発音すると、、、

「アイ ウォント トゥ ゴー サムウェア」

と、はっきり全ての音を発音するのが日本語英語だけど、本当の英語の発音は、、、?

「ア(ィ)ワナゴサムウェァ」

と、何だか早いし、全然日本語英語と違う!しかも 所々しか聞こえない!

となってしまうんですね。

そこで、リンキングと言われる音の繋がりを理解すると、この「聞こえない!」が「あれ?もしかしてこう言ってる?」と、気付いてくるのです!そして、聞こえない音も推測できる様になるから聞こえる様になってくる。

日本語でも実は100%聞き取れていないけど、勝手に脳で穴埋め(推測)して、話を理解していたりするのです。

だから、この「リンキング」を学ぶ事は大事です。

・want to = ワナ (wanna)

・going to = ゴナ (gonna)

・(have) got to = ガタ (gotta)

みたいに隣の単語と単語同士の音が繋がると音が変わるんですね。そういうことが英語では多々あります。

こういう繋がりがわかると、聞き取れる様になってリスニングがもっと楽しくなってきますよ。

Step3: 字幕付きで何度も繰り返し聞こう!

ステップ2までの音の繋がりを意識できたら大丈夫。

ここで、何回も同じ音を聞く!

しかも出来れば字幕付きがいいので、ご自分の好きな映画とかドラマとかインタビュー動画とかがいいですね。

そうしたら、最初は聞き取るのが難しかった音でも、少しづつ聞こえる様になります。

字幕を見て、あ、ここの音は発音しないんだな。とか、英語の繋がりや音の癖を耳と目で感じる事ができるから、より分かりやすくなりますね。

その時に、ついでに表情とかもチェック!フェイシャルエクスプレッション(表情)を身につけたらよりネイティブっぽくなれますよ。そして、更にボディランゲージもつけたらより伝わりやすくなります。

なので、動画を見ている時に一緒にシャドーイングもしたら更に一石二鳥ですね!

シャドーイングとは、英語を聞こえたままその後について自分でも声に出して言ってみる(アウトプット)ことです。

これをする事によって、リスニング力もスピーキング力も、発音力も向上します。

ポイントは、あちこちいろんな動画を見るよりも、一つに集中して見ること。

私自身、英語が全く話せなかったアメリカ渡米後に、Netflixでドラマを何度も見て、同じやり方で勉強しました。

最初こそ全然分からなかったし、一話をみるのに膨大な時間をかけていましたけど、分かる様になってくると本当に楽しいですよ。「あ!これ分かる!」「あ!これこの間聞いたやつだ!」となってもっと勉強したいー!ってなってくるんです!

その楽しさを皆さんにも知ってほしい!

まとめ

では、今回のまとめです。

Step1: 発音できない音は聞き取れない!

Step2: リンキングで音の繋がりを感じよう!

Step3: 字幕付きで何度も繰り返し聞こう!

この3つのステップであなたのリスニング力が向上する事間違いなしです!

そう、そしてそろそろ皆さんお気付きじゃないでしょうか?

リスニング力を上げようとすることで、スピーキング力と発音向上にもなるんです。

実は、英語の勉強って、全てに繋がっているんですよね。

リスニングの勉強と思ってやっていたらスピーキングに繋がったり、ライティングの勉強と思ったら、スピーキングに繋がっていたり、、、。

英語の勉強はなかなか自分では成果が見えなくて、続け辛いと思います。

けど、続けていると「ここだー!」と、思う日がやってきます。

なので、諦めないで一緒に頑張りましょう!

いつでも忘れないでほしいのは、あなたの様に悩んで、一緒に頑張っている仲間がいるよということ。

そして、その先には素晴らしい未来が待っているよ。という事です。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。

Have a wonderful day!

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この記事を書いた人

益子 仁恵のアバター 益子 仁恵 英語コーチ

34歳、離婚→英語力0で長年の夢だったアメリカに単身語学留学。
約3年半に渡る海外生活の中で身に付けた英語力、生きる強さと自分の人生を生きるという事を学ぶ。アメリカ生活を通して、英語を使った仕事も現地で経験。アメリカ人の彼氏ができたり、アメリカ人ルームメイト達と暮らすなど、ネイティヴと物怖じせず話せる様に。
人見知りからのコミュニケーション力育成。英語が話せないと思っている人、30代から海外移住を考えている人の背中を押したいと帰国後、一念発起して英語のコーチングを始める。
見た目に反して、実はHSS型HSPなので本当は人見知りだが、英語を使った外国人とのコミュニケーションで物怖じしない方法を独自に編み出した。

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