アメリカで国際結婚する時に必要な事②

本日は前回のブログからの続きで、Marriage Certificate(結婚証明書)
日本で言う、婚姻届の提出に対して書いていきます。

前回のブログはこちら

さて、無事にマリッジライセンスを取得したら、
次のステップです。

ここが裁判所です。入ったらセキュリティーを通ります。


日本の婚姻届と違って、
私の住んでいるアリゾナ州では、

  1. 裁判所に午後4時頃に、承認になって貰う成人二人と共に行く(裁判官の仕事が終わってからCivil Ceremony*1をしてもらうので)
  2. 窓口にマリッジライセンスを持っていき、手続きをして、裁判長から呼ばれるのを待つ
  3. 裁判長が呼びに来るので、呼ばれたらその指示に従う
  4. 裁判長に指定された部屋に行き、裁判長が来るのを待つ
  5. 裁判長が来たら、簡単な説明を受けて、セレモニーが始まります
  6. 10分〜15分で式は終了。マリッジサーティフィケイト(Marriage Certificate)を受け取り終了

*1 Civil Ceremony とは裁判所で結婚式を行うことです。宗教的な式ではなく、簡易的な通常の式(ただの形式的な式)のことです。
アメリカでは色んな宗教の方達がいるので、それに沿った式を挙げる人も多く、また、裁判所ではなく自分達で場所を探して結婚式をしたりもします。(日本でもあるような普通の式です。)私たちの場合は彼は2回目、私は3回目だったのと、お互い自分達と家族が祝ってくれたら幸せだったし、早く結婚したかったので、裁判所を選びました。

裁判長がとても優しく素敵な方で、充足感で幸せに満ち溢れた式を挙げることができました。
裁判長が来るまでは、裁判所内の部屋の写真を撮っても良いと言われたので、「ドラマで見た感じやー!これー!」と興奮して写真を撮りまくり、彼の家族が母に電話したら?と勧めてくれたので、母と電話しました。(テレビ電話で参加してもらいたかったのですが、残念ながら日本は朝だったので、仕事がある母と父には後でビデオを送りました。)
そんなこんなで裁判長が来てからはビデオの位置をセッティングして、裁判長にお金を支払って(2024年3月時点ではアリゾナは$200)、式を始めました。

式を始める前に、裁判長から「自分達のVow(誓いの言葉)言う?」と聞かれたので、用意してあったVowを使わせてもらいました。

夫がVowを読んでいる時に涙ぐんでいたので、私も思わずグッと来ました。
式は何てことなくシンプルなものなのですが、
Vowを言い合ったら、裁判長の結婚にまつわるスピーチみたいなのをしてくれるのですが、
それにも感動しました。
終始和やかな雰囲気で、彼のご両親と彼の長女に見守られながら
無事に終えることができました。

ちなみに服装も自由なので、ウエディングドレスを着たり、
普通のワンピだったり、Tシャツにデニムだったりと自分の好きな格好で行けます。
私達はスペシャルな日にしたかったので、彼はスーツで、私は白のロングワンピを着て
少しだけウェディングっぽく正装しました。

式の帰りに廊下でもう1組のカップルとすれ違いましたが、
二人とも簡単にドレスアップして、ブライドは小さなブーケを持っていました^^

私達の証人になってくれたのは、夫のご両親です。
証人にも式の最後に婚姻証明書にサインをしてもらいます。
その後、自分達もサインをして、正式に婚姻届が受理されたことになります。

1週間ぐらいで自宅に婚姻証明書が届くので、これからのグリーンカードなどの手続きに必要になりますし、
重要な書類なので、無くさないように大切に保管しましょう。

では、今日のおさらいです!

婚姻届に必要なものは?

  1. マリッジライセンス
  2. 手数料(お住まいのカウンティの手数料を調べてください。)
  3. 18歳以上の証人になる人、二人(婚姻届にサインしてもらいます。)

式自体はシンプルですし、10-15分ぐらいで終了します。
友達を連れて行っても良いです。
服装も自由ですし、自分達の誓いの言葉を言うこともできます。(私達は便箋に1-2枚分の誓いの言葉を書いて持っていきました。)

この情報が、誰かのお役に少しでも役に立ったら良いなー!

てことで、、、

Have a good day!

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