私は最近、アメリカ人夫とアメリカのアリゾナ州で、国際結婚しました。
アメリカで結婚するには、日本のように
①市役所に行って婚姻届を提出
②即受理される
という風にはいかないのです。
結婚するためにまず、「Marriage License (マリッジライセンス)」というものを取得しなければいけないのです。(取らなかったら違法なんです!)
なので今回は、マリッジライセンスを取るための
- 取得方法
- 必要な書類等
- 所要時間
についての記事です。
これからアメリカで国際結婚をお考えの方に、参考になれば嬉しいです。
まず、アメリカでの結婚とは、何となくイメージできますか?
ドラマや映画で何となくどこか裁判所みたいな所に行って、神父さん的な人がいて、お互いに誓いの言葉を言い合って、指輪交換、キスして、
「Now, I pronounce you husband and wife.」
とかいうシーン見たことありませんか?
実際には、Court(裁判所)でMarriage Certificate(結婚証明書)をもらう前に、
まず、Marriage License(結婚許可証)が必要です。
それを取得してから、ご自分のお住まいのCountyのCourtで結婚証明書を貰いにいきます。
もし、この結婚許可証を取得していない場合は、結婚できません!
また、結婚のceremonyは誰か結婚式の司会役の資格を持った人であれば、裁判長じゃなくてもceremonyはできます。(これはまた次の記事で説明しますね。)
ちなみに結婚許可証と、結婚証明書は別々の場所で取得します。
私の場合は、結婚許可証は日本でいう家庭裁判所。



結婚証明書は日本でいう地方裁判所で取りました。
(結婚証明書についても次の記事で説明しますね。)
結婚許可証に必要なものは、
身分証明書は、アメリカの運転免許証(あれば)か、パスポートです。
(私の場合は、パスポートでした。)
上記4点を準備して、指定の日時に裁判所に行きます。
中に入ったら、まずはセキュリティーチェックを受けます。
そしたら、「Marriage License」とか「Family Matter」とか書いてある部屋があるので、
その部屋で整理券をもらって、番号が呼ばれたら窓口に行き、
持ってきた書類、お金とIDを担当の人へ。
係の人が、パソコンにデータを入力するのを見守りながら待っていると、
声をかけられ、一緒にモニターを見ながら
自分達の情報が間違っていないか確認します。
私たちの場合は、係の人が私の年齢を「90歳」と打っていたので、
小声で「私90歳に見える?」と聞きました。笑
その他にも彼の住所を「日本」と入力していたり、
アパートの部屋番号が違っていたりしたので、
彼と顔を見合わせて不安になっていました。
情報の修正が終わると、彼が最後に
「もしかして、今のって何かのテストだったの?」
と聞くと、係の人はニヤリとして、
「まぁね!たまに何打ってても適当に返事する人もいるから、間違えがないようにわざと間違えて入力するんだよ。」
と、笑顔で教えてくれました。
それを聞くなり私たちは大笑い。
「ごめんだけど、世界で一番ダメな事務員だと思った!笑」と伝えると
「再申請するにはまたお金かかるから、間違えたくないでしょ?^^」
と教えてくれました。
おめでとうと言ってもらい、なんて親切な人なんだ!と感動して、
無事にマリッジライセンスを獲得できたのでした!
所要時間は、平日に行ったのと、アリゾナは田舎なので空いていて、
15-20分ぐらいかな?(都会だと1時間とか余裕でかかりそう^^;)
これで後は、Courtに行って、Judge(裁判官)から結婚証明書をもらうだけだ!
ちなみに、マリッジライセンスは取得日から1年間有効です。
その間に結婚すればよくって、ライセンスの取得日に結婚することも可能です!
ただ、私たちは大安になんとなくこだわったので、別日に入籍しました。
では、本日のおさらい!
アメリカ人とアメリカで結婚するには?
- Marriage License(結婚許可証)が必要。
マリッジライセンス取得に必要なものは?
アメリカでは州ごとに法律が違うこともあるので、必ずお住まいの州の法律を確認して、万全な準備で行ってくださいね^^
Have a wonderful day!