今日は、スピーキング力アップに有効な3つの勉強法をお伝えします!
スピーキング力は、英語学習者において、日本人が一番苦手とする部門じゃないでしょうか?
私もアメリカ渡航前は英語が全然できなくて悩んでいました。
「話したくても英語が出てこない!」とか、
「言っていることは分かるのに反応できないし、なんて言ったらいいか分からない!」
と、よくなっていました。
それで、渡米後3年半で学んだ、実際に自分が勉強して感じた、スピーキング力アップの方法が見えてきたので、そのポイント3つをお伝えさせていただきます。
それでは早速、いってみましょうー!
一つ目:独り言を英語で言おう!
はい!
ではまずはこれ。初級編です。
独り言を英語で言う。これは私が今でもずーっと実践している方法です。
こうする事によって、普段から英語で考える癖をつけていきます。
とは言っても、最初から英語で急に話すなんて難易度高いわ!と言う方も多いと思いますので、まずは簡単な事から。
例えば、テレビを見ていて何かびっくりする事が起きた時、
「Really?]
誰かが少し信じられないことを言った時、
「Are you sure?]
どうしたらいいか困った時、
「What should I do?」
など、本当に簡単な事から始めていきます。
もしくは、何か失敗した時、「Oops!」
誰かにぶつかりそうになった時、「Excuse me.」「I’m sorry.」
などなど、知ってるものからでいいんです。とにかく英語に触れる時間を増やすということが大事なんです。
その内少しづつ英文を作り始めて、自分が思っていることを言ってみましょう。
その時、私がよくするのは、「妄想カンバセーション」です。
まず、あるシチュエーションを妄想します。
そして、次に、誰かと会話している事を想定して、1人で会話し出します。
例えば、、、
・スーパーに買い物に言った時のレジのおばちゃんとの会話
・列に並んでいるか分からない人に声をかけるところ
・友達と最近見た映画の感想について語っているところ
とかです。実際に起こりそうなシチュエーションを想像して、独り言を言う。
この時の注意点を3点挙げます。
・言えなかったことは携帯でもなんでもメモして後から検索する。
・文法は間違っていていいので、とにかく話す事に集中する。
・その後、怪しかった文法の箇所を調べる。
これで、実際の会話のイメトレも出来ちゃうし、本番で緊張しなくもなるし一石二鳥です。
ちなみにこれ、私は外でもやっています。
え?変な人に思われないか心配?
大丈夫!AirPodsやイヤホンをしていれば、あなたが独り言を話しているなんて気付かれません!そもそも人って特に他人のことを気にしていないものですよ^^
そして、万が一気付かれたとしても、その人にもう会うことはないでしょうから大丈夫!旅の恥はかき捨てって言いますもんね!
では、二つ目いってみましょう!
二つ目:好きなドラマ、映画などをマネしよう!
こちらも英語が出来る人からもよく聞く勉強法!
真似っこだー!
英語の好きなドラマ、映画の好きな場面や登場人物の真似をしてみましょう。
もしくはYouTuberとかでもなんでもいいです。とにかくあなたが好きな人の真似をしてください。話し方が好き、声が好き。理由はなんでもいいです。英語の字幕付きがおすすめです。
ターゲットを決めたら、とにかくその人になりきって真似る!
シャドーイングと一緒ですが、それよりもっと真似をしてほしいのです。
なりきってほしいのです。そう、あなたは女優or俳優です!
真似する点は、4つ!
・抑揚
・声のトーン
・表情
・身振り手振り
これを踏まえて真似していると、
あら不思議!なんだかネイティブっぽく聞こえてくる!
その時、どんな状況でどんな言葉を使っているかも注目すると、その言葉がどんな場面で使われるか分かっていいですね!
コツは、楽しく、本人だと思って喋ること。
音声を録音して聴き比べるのもいいですね!発音の練習になります。
そして、スピーキングに活かすためには、使えそうな部分をパクって使うといいですね。例えば、、、
I wish I could but I can’t.(本当はそうしたいんけど、出来ないんだよね。)
なら何かを頼まれた時、どこかに誘われた時の断り文句など、文章丸々使えますね。
他にも動詞を変えたら使えそうな文など、いっぱい英文のヒントは落ちているので、そういう文を集めるのも良いですね。
真似をして、発音も文章も盗んじゃう!これでボキャブラリーもフレーズも溜めていけますね。
そう。これで今日からあなたもハリウッドスター!じゃなくて、スピーキングマスターだ!
三つ目:羞恥心を捨ててひたすら喋る!
はい!ラスト!!
三つ目はなんの捻りもありません!
ただただ喋る。ひたすら喋る!!です。けど、これがおそらく一番ハードルが高いんじゃないかな?
なぜこれが大事なのかというと、私がいた語学学校には日本人がすごく多かったんですね。その中に数人の他の国の生徒達もいました。
3ヶ月で次のレベルに上がるのですが、クラスが終わる頃には他国の子達と日本人の子達の英語力、特にスピーキングには大きな差が開いていました。
その原因は、、、
日本人の子達は喋らないから!
この一つに尽きます。
日本の学校教育の中には、間違えたらダサいという概念がありますよね?恥ずかしいという概念。
・文法間違えたら恥ずかしい。
・発音が変だったら恥ずかしい。
・ちゃんと話せなかったらなんて思われるかな?
こんな気持ちになったことはありませんか?
かくいう私も、アメリカに行く前まではそうでした。だけど正直、それじゃあいつまで経っても英語は話せない。完璧になってからしか話せないなら、相当難しいです。
が、しかし!そもそも他の国の子達には、恥ずかしいという概念がないのです。
なぜなら、英語は第二言語であって、話せなくて、間違えて当然だから、喋りまくるしかないでしょ。と言う考え方。
かくいう当時の私は彼女達と同じ意見でした。
話せないから勉強しにきているし、話せないから話す練習をしている。間違えたってそれは当たり前で、何にも恥ずかしいことじゃない。そこからまた学びがあるだけなんだから!と思って、一つも何言っているか分からない最初の授業から、めちゃくちゃ手を上げて質問して、話しまくっていました。(話していると言って良いレベルではなかったけれど。笑)
そして、甘えてしまうから日本人とは仲良くしない!と決めて他の国の子達と仲良くしていました。みんな同じレベルだったので、最初はジェスチャーと知っている単語のみの会話です。少し原始人みたいだったかも笑。日本人で話すのは、ちゃんと英語で会話してくれる子のみ。と決めてモチベーションを保っていました。
そんな訳のわからん状態でも、それでも楽しくって、仲の良い友達はできるのです。
だから大丈夫!間違えたって良いから話してください。
ネイティブの人も、一生懸命話している人に対して変なことを言う人はいないし、真剣に親身になって聞いてくれます。伝えたいことがあれば時間がかかっても良いから話す。そして、その時に相手が言っていることが分からなければきちんと聞き返す。
もしそれで嫌な顔をする人がいたら、その人とは合わなかっただけ。
聞き返してきちんとあなたと意思の疎通がしたいし、理解したいし、会話がしたいのって伝えれば、誰も嫌がりませんよ。真心には真心が帰ってくるものです。
そして、大事なことは、話を聞いてくれた相手には最後にきちんとお礼を言うこと。
当たり前だけど、感謝の気持ちを表すことは大事ですよね!
本日のまとめ
一つ目:独り言を英語で言おう!
二つ目:好きな映画、ドラマなどを真似しよう!
三つ目:羞恥心を捨ててひたすら喋る!
この三つを実践して、どんどんスピーキング力を向上させてください!
話す練習をしてこなかったから難しいというのはあるし、羞恥心を捨てろとか言った割に、未だに日本人の英語が上手な人やバイリンガルの方達と話すのは緊張してしまいます。えへへ。
だけど、第二言語だし、私もバダまだ勉強中の身出し、語学は生き物だしと思って、気にしないように日々奮闘しています。
特にネイティブの人は優しいので、「下手でごめんねー!」とか言うと、「何言ってるの!めちゃくちゃ上手じゃん!」って褒めてくれます。
その言葉を真に受けるようにして、ポジティブに今日も英語の勉強を進めましょうー!
では、また次の記事でお会いしましょう!
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